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2006年8月31日 (木)

097:告白(なまねこ)

そこかしこ降り積もってくほらあれは誰にも言えぬ告白でしょう

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096:器(なまねこ)

貴婦人のような金魚が水色の洗面器に浮いた 夏は終わった

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095:誤(なまねこ)

誤解でもそうでなくてもかまわない だってもうすぐ乗り換えの駅

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2006年8月30日 (水)

094:流行(なまねこ)

口笛で吹く流行歌は終電のあとのホームに取り残されて

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093:落(なまねこ)

こんなにも堕落していくぼくたちに窓辺の天使は溜め息ひとつ

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092:滑(なまねこ)

滑らかな殻にまもられすうすうと寝息をたてて今は眠ろう

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2006年8月26日 (土)

091:砂糖(なまねこ)

角砂糖紅茶にしずみ粉々に砕けていったわたしみたいに

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090:匂(なまねこ)

かあさんの手まねきみたいにカーテンはかすかな秋の匂いに揺れて

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089:無理(なまねこ)

内側にのこる燠火に水かけて無理矢理に消す 白煙が立つ

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2006年8月25日 (金)

088:銀(なまねこ)

公園の水銀灯に照らされた白き砂場をらくだが渡る

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2006年8月24日 (木)

087:朗読(なまねこ)

かき氷 きみの朗読 夏の午後 どちらも溶けて甘くなるだけ

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086:メイド(なまねこ)

雑踏を転がってゆく木枯らしと誰かが言った「メイドノミヤゲ」

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2006年8月20日 (日)

085:富(なまねこ)

手のひらにのせた富有柿あかあかと夕暮れ時を煮詰めたようで

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2006年8月18日 (金)

084:世紀(なまねこ)

毎日が世紀末みたいな世の中を泳いでどこへ向かっているの?

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083:拝(なまねこ)

拝啓と書いては消してあきらめて飛行機折って飛ばす 遠くへ

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2006年8月15日 (火)

082:整(なまねこ)

整えた指先の爪みじかくてゆうべのことなどなかったように

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2006年8月11日 (金)

081:硝子(なまねこ)

とじこめた蝶を放してそのかわり嘘ひとつ入れる硝子瓶かな

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B型の女。

今日、本屋さんでananを立ち読みしました。

今号の特集は「血液型でわかる本当のあなた」。

高校生のころ、担任の先生は「血液型占いにはなんの根拠もない」と言っていたけれどついついこの手のものは読んでしまう。

まあ、買ってまで読んだりはしないし、半信半疑といったところ。

でも読んでいると思わず納得なところも。

私は初対面の人にはまずA型と言われるB型です。

でも残念ながら?つきあいが長くなるにつれ、やっぱりB型だねと言われてちょっと複雑。

どういう意味なんだか。

私が思うに、私自身も含めてB型の人間には自分自身のなかに掟というか信念みたいなものを持っている人が多い気がします。

しかもその信念が若干、社会規範や法律とはちょっとずれた地点にあるような。

で、その信念というか掟を侵されると絶対に許さない。ある意味で頑固。

単に私の周囲のB型がヘンなだけかもしれませんが。あ、私もか…。

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2006年8月 9日 (水)

080:響(なまねこ)

地下道のすえた臭いに響いてる昔のはなしと蘇州夜曲は

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079:芽(なまねこ)

冬の日に窓辺に置いたかなしみの種は芽生えて摘み取れなくて

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2006年8月 7日 (月)

078:予想(なまねこ)

すみわたる真昼の空をぽつねんと予想もしないフラミンゴ飛ぶ

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2006年8月 3日 (木)

077:針(なまねこ)

針山の奥に隠れた縫い針で刺されるような不意打ちがあり

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076:あくび(なまねこ)

もうすぐ地獄がそこに口をあくびわをあげよう憐みの実を

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075:打(なまねこ)

ざんこくな仕打ちのようにあさやけはシーツを紅く染めかえてゆく

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