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2006年6月30日 (金)

042:豆(なまねこ)

お行儀のいい豆粒のような生徒たち ぬるい風吹く屋上でながむ

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041:こだま(なまねこ)

バスルームに鉄腕アトムこだまする今日の気分は北京語バージョン

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2006年6月28日 (水)

040:道(なまねこ)

よく切れるナイフみたいな三日月に歩道橋から手をのばしてみる

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039:乙女(なまねこ)

朝までに世界の終わりがきますように乙女は祈る試験前夜

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2006年6月27日 (火)

038:灯(なまねこ)

岩と草と孤独と鳥の住む島で灯台守と暮らしてみたい

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037:花びら(なまねこ)

あじさいの花びらの色変わる間に世界の果てへ逃げてください

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036:組(なまねこ)

A組とか言ってみたい日もあったけど楢組だった高一の春

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035:株(なまねこ)

本日もシーソーゲームは展開中キスの隙見て株式市況

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034:シャンプー(なまねこ)

せっけんをシャンプー代わりに泡立てる なげやりな日は暮れて濃紺

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033:鍵(なまねこ)

なにごとかあったときには鍵盤を叩くように弾くテイク・ファイブ

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2006年6月26日 (月)

温泉帰り。

昨日、下呂温泉で一泊して今日帰ってきました。

やっぱり温泉はいいですねー…。

天気は小雨が降ったり止んだりだったけれど、暑過ぎなくてちょうどよかった。

ただ今回はちびっこギャングたちも一緒だったので(私の子どもではない)ゆったり、というよりもぐったりばったりという感じも無きにしも非ず。

ま、でも何もしなくても料理がでてきて、片付けてくれるというのはいいもんです。

そういえば下呂で気になるのが「下呂牛乳」。ひらがなだと「げろぎゅうにゅう」。

何度か下呂に行ってるけれどまだ飲んだことがない。なんとなく。

きっと普通においしい牛乳だと思いますけどね。

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032:上海(なまねこ)

梅の花と書いてめいふぁという女 魔都上海に咲いた徒花

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031:寂(なまねこ)

上空のブルーグレーの輸送機は静寂だけを引きつれてゆく

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030:政治(なまねこ)

きっとまだ誰も知らない心には時として政治より野蛮

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2006年6月24日 (土)

029:草(なまねこ)

夏草にテトラポッドはうずもれて遥か未来の遺跡となりぬ

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2006年6月22日 (木)

DEATH NOTE前編/金子修介監督

これも久々。映画の話。

映画館に行くかDVDを待つか迷ったけれど、結局観に行きました。

原作は一巻の途中までしか読んだことがないので(しかも立ち読み)ほとんど予備知識のないまま観たけれど、結構面白かった。

それにしても夜神月くん。あの最後、恋人にあまりにも冷たすぎるのでは…。

原作でもこんな感じなのかな?機会があったら読んでみたい。

後編が今から楽しみです。

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028:おたく(なまねこ)

おごるよと言えばかたじけないと言う友は時代劇おたくで候

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027:嘘(なまねこ)

「梅雨らしくケンタのチキンが降っていた」六月八日の嘘日記より

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026:垂(なまねこ)

青空にたちまち暗雲垂れ込める向き合うふたり不穏は満ちて

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2006年6月21日 (水)

中国行きのスロウ・ボートRMX/古川日出男/メディアファクトリー

久々に本の話を。

『中国行きのスロウ・ボート』と言えばもちろん村上春樹の作品ですが、これはRMX、つまりリミックスバージョン。

オリジナルのほうは主人公が幾人かの中国人と出会い、別れ、「ここは僕のための場所でもないんだ」と自覚する。

「ここ」が東京なのか、東京に象徴される日本なのか、あるいは中国に対比する日本なのかははっきりしていない。(と私は思うんですけど、どうなんでしょう?)

対してRMXは最初に書かれているとおり「出トウキョウ記」の失敗の記録。

そしてオリジナルとはまったくの別物です。タイトルと目次といくつかの文章は同じではあるけれど。

これはあくまで古川日出男の作品でした。怒涛のような疾走感が良かった。

そういえば三島由紀夫賞、おめでとうございました。

自分の好きな作家が賞をもらうと妙にうれしい。

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まだ四分の一。

題詠100首に参加し始めて今日でちょうど十日目に。

やっと25まで来たなあという感じです。まだまだ先は長い…。

十日で25首ということは一日平均2~3首。多いんだか少ないんだか。

でも、ま、ぼちぼちやっていけたらいいな。

完走めざして走るというより歩くペースで。

もし短歌にちょっと興味があるという方がこのブログを見ていたら、ぜひ題詠百首に参加してみてください。

受付は2006年10月31日まで。今からでも十分間に合いますよー。

くわしくはこちらへ。

題詠100首blog(五十嵐きよみ様)

http://blog.goo.ne.jp/daiei100syu

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024:牛乳(なまねこ)

冷蔵庫開ければすとんと立っている良心のような牛乳パック

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025:とんぼ(なまねこ)

うつむいてさよならを言う足下にしおからとんぼの翅はこぶ蟻

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2006年6月20日 (火)

023:結(なまねこ)

髪結いの娘は恋を失ったその日も髪を切っていました

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022:レントゲン(なまねこ)

青白き骨写したるレントゲンこんなにも汚れた手なのに

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021:美(なまねこ)

ふるえるほど美しい虚無であるかのような空に鳥を放つ

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2006年6月19日 (月)

020:信号(なまねこ)

夜を行くバスは都内の信号を青にしてゆく白き朝くる

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019:雨(なまねこ)

ページ繰る手から春樹を取り上げる この雨音にまぎれてしようか

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017:医(なまねこ)

保健医のストッキングの伝線をながめていたらどうでもよくなった

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018:スカート(なまねこ)

そんなにもスカートのなか知りたいの?ママといっしょに入浴したら?

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016:せせらぎ(なまねこ)

せせらぎにうつる明滅つかのまの蛍のいのち鼓動のリズムで

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2006年6月17日 (土)

くるりの岸田さん!

昨日、いつもは見ない「ポチたま」をなんとなく見ていたら

なんと!くるりの岸田さんが!!

「ポチたま」見ててよかった…!一年分の幸運を使い切ったかもしれないけれど。

それにしても、本当に犬がダメなんだ。かわいいのになあ。

でもそんな岸田さんもまた良しなのでした。

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015:秘密(なまねこ)

あの話本当なの?と問うてみる企業秘密と微笑うモナ・リザ

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014:刻(なまねこ)

十一時三十四分です。時刻を告げる声の静けさ

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013:クリーム(なまねこ)

給食のチョコクリームが平等に配れませんと悩む当番

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2006年6月16日 (金)

012:噛(なまねこ)

吸血鬼ならその首筋に噛み痕を コートの襟に隠したる牙

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011:からっぽ(なまねこ)

からっぽの上り列車に乗り込んでからっぽの部屋へ帰るのでしょう

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2006年6月15日 (木)

010:桜(なまねこ)

今さらの邂逅のあと二十四時 桜木町の安ホテルで眠る

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009:椅子(なまねこ)

理科室の机の上の椅子に立ち星座を造る 神のごとくに

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008:親(なまねこ)

親しげなキャッチセールスやりすごし武器商人の不在をおもう

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007:揺(なまねこ)

あたたかい海で革命待っていた この惑星の揺籃期から

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2006年6月14日 (水)

006:自転車(なまねこ)

自転車の錆をブラシでこすり落とす手には夕焼けと血の臭いがあり

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005:並(なまねこ)

オッペンハイマーの夢からさめて地下鉄はシェルターのなか終点野並

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2006年6月13日 (火)

003:手紙(なまねこ)

手紙にはなにも書かずに鍵だけを同封します どうか元気で。

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004:キッチン(なまねこ)

夜明け前ふれてみた頬はキッチンのしめった床の冷たさに似て

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2006年6月12日 (月)

001:風(なまねこ)

風神のような快速ごうごうと無人駅にて白線に立つ

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002:指(なまねこ)再投稿 

約束は果たされぬままあの夏におきざりの熱 遠い指切り

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題詠100首blogに参加します。(なまねこ)

はじめて参加させていただきます。岐阜県在住性別女。ブログは読書と映画中心で、短歌は一人ひそかに詠んでました。かなり出遅れてますが完走できたらいいなあ。

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蝉しぐれ/黒土三男監督

貧しくとも堅実な武家に育った文四郎と、幼馴染のふく。

お互いに惹かれあっていたのに、結局は結ばれなかった。

けれど決してバッドエンドではなく、人生のなかではどうにもならない分岐点というのがあるよなあという話。

せつない話ですが、諦観というか無常観というかそういうものを感じさせる。

きっとこういう話は日本で生まれ育った日本人にしか理解はできないんじゃないかな。

ただ、ふくが江戸に行く前の文四郎がふくを好きだったという描写があまりないのが残念。

藤沢周平の原作ではその辺りどうなんだろう?

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2006年6月11日 (日)

苦手なんだ その2。

電子顕微鏡、略して電顕の操作。ちなみに走査式。

拡大はともかく、ピントあわせに時間がかかる。我ながら遅い。

何度やっても苦手…。そして何度聞いてもよく分からない。

スティグマが。Y軸が。X軸が。

思うに生粋の文系なので、XだのYだのが登場すると反射的に数学恐怖症がよみがえるんじゃないかと。

最近はほとんどやらなくてもいいけれど、以前は第六感と偶然と奇跡に頼って操作していたなあ。

ああもうどうか電顕を操作しなくて済みますように。

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2006年6月 9日 (金)

雨を言い訳に。

とうとう昨日、私の地方も梅雨に突入しました。

今年は春らしい気候も初夏らしい気候もないままにもう入梅…。

洗濯や布団干しのことを考えなければ、雨もまた良しですね。

雨にちなんだ曲もたくさんあるけれど、一つ選べと言われたら(誰も言わないな)くるりの「ばらの花」。

雨降りを会えない言い訳にして「ほっ」としたり、何もないまま次の日になっていたり。

「安心な僕ら」は一瞬とても近づいたのに、タイミングを見失ってもう取り戻せない。

改めて歌詞を見直したら、こんなにもせつない歌だったのか。

メロディーはむしろ軽く明るいのでうっかり聞き流しそうだけど、より切なさが際立っているような。

雨が降っても降らなくてもよく聴く一曲です。

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gift/古川日出男/集英社

19編からなる短編集。

少しだけ現実世界からは位相がずれた話が多く、不思議な読後感。

「ラブ1からラブ3」「夏が、空に、泳いで」「鳥男の恐怖」「アルパカ計画」「アンケート」「生春巻占い」などが好きです。

ページ数にして2~10ページぐらいの本当に短い話ばかりで、古川日出男は初めてという人も入りやすいのでは?

もっとどっぷり小説世界に浸りたい方には、同作者の『アラビアの夜の種族』、『ベルカ、吠えないのか?』がおすすめです。

ひきずりこまれます。

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2006年6月 7日 (水)

スカーレット。

車で国道を走っていたら前方に煙がたちのぼっていてギョっとした。

なにかと思えば発炎筒。

故障したらしいトラックが停まっていた。

そういえば点火している発炎筒を見るのは初めて。

あんなに赤く光るものだとは。

スピッツの『スカーレット』の歌詞を思い出しました。

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ダ・ヴィンチ・コード/ロン・ハワード監督

昨日、観てきました。

前評判が今ひとつだったので覚悟して観に行ったけれど、思ったほどダメでもなかったので一安心。

ただ、原作を未読の人と観に行ったら、「大体はわかったけど、暗号解読がよくわかんなかった」と言っていた。やっぱりなあ。

私も読んでなかったら「え?今のはどういうこと?」と思う部分が多かったんじゃないかと思う。

結局、二時間半に収めようとして中途半端になってしまったのかな。いっそ前後編にしてほしかった。

ずいぶんと削られた部分があるけれど、図書館のシーンが削られていたのがとても残念。

個人的に図書館・書店・古書店などが登場するとそれだけで好印象。

ともかく、映画しか観ていない人は原作を読むことをお勧めします。

原作を読んでから映画を観る人には、あらさがしをお勧めします。

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2006年6月 6日 (火)

にょっ記/穂村弘/文藝春秋

4月1日から3月31日までの一年間のウソとも本当ともつかない日記。

川上弘美の『東京日記』とか『椰子・椰子』にもちょっと通じるものがある。

ただ、こちらは一日の文章量が短いです。やっぱり歌人だから?

でも短いなかに思いがけない視点・行き先不明の妄想があって面白い。

そして言葉に対する鋭さ・敏感さがある。

やっぱり歌人だから??

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2006年6月 5日 (月)

国家の品格/藤原正彦/新潮新書

仕事上、学生や子供にかかわる時間が多い(でも教師じゃないですよ)。

この十年近く、学生の質が随分と落ちたなと実感として思っていた。

もちろん全員ではない。でも人数として、もはや見過ごせない数がレベルダウンしている。

学力はもちろん、道徳・常識・マナーなど人として基本的かつ重要な部分が特に。

その原因について同僚と話をしたり、あれこれと考えたりしていたけれど、どれも漠然としたものだった。

その漠然と考えていたことが(すべてではないにしろ)この本に書かれていて、思わずそうそう!そういうことだったんだと納得。

ここに書かれたことを実行できたら、結果が出るまでに時間はかかるかも知れないけれど、日本の見通しも明るくなるんじゃないかと思う。

老若男女に読んで欲しい本。

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マーブル牛乳。

今朝、牛乳を飲んでいるときにふと思い出したこと。

マーブル牛乳。たぶん実在していないと思う。

高校生のとき、朝いつものように牛乳をひとくち飲んでマグカップを置いたら、白いはずの表面がピンク色のマーブル模様に。

おかしいなーと思いつつもそのまま(朝はだいたい寝ぼけ気味)トーストをかじると、かじったところが赤くなっていて、ようやく自分のくちびるが切れていたことに気がついた私。

そういえば血の味がしたような。

でも白に赤のマーブルは案外きれいだった。

素材はともかくとして。

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2006年6月 1日 (木)

苦手なんだ。

にが‐て [苦手]

①勝目のない相手。いやな相手。また、気性などが合わないで互いに忌みきらう相手。

②不得手。不得意。

③爪がにがく、手に毒のあるという手。その手でさわると癪や腹痛などが治るという。

以上、広辞苑第二版(古いなー)補訂版(新村出編/岩波書店)より

苦手といえば通常①か②の意味で使いますが、今回は②のほうで。

私の場合、目薬。

どうしても一発で命中しない。または指で押さえているのに目を閉じてしまう。

これでは三分の一は目薬を捨てているようなもんです。ああもったいない。

でもどこかで聞いたか読んだかした話だと、世の中には仰向けに寝ないと目薬がさせないという人もいるらしい。

…いきなり勤務中に横になるよりは、三分の一無駄にするほうがいいか。

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